最近、毎日のように「不適切保育」がニュースで取り上げられています。
保育士による暴言や暴力——それは決して許されることではありません。
子どもたちの命と心を預かる仕事だからこそ、厳しく問われるのは当然です。
でも、今、現場では別の痛みが広がっています。
それは、「真面目に保育をしている保育士たちまでもが、疑われ、肩身の狭い思いをしている」という現実です。
外で子どもが泣けば、「虐待では?」と通報される。
園で起きた日常的なケガに対しても、「本当に事故なのか?」と疑われる。保育士たちは、子どもを守るために働いているのに、まるで“監視される存在”になってしまっているのです。
保育士たちは、今、しんどい。
保育の現場は、決して楽な仕事ではありません。
体力も気力も使い果たすほどの毎日。
それでも、子どもたちの笑顔のために、保護者の安心のために、懸命に働いている先生たちがいます。
不適切保育の報道が続くことで、社会の目が厳しくなるのは仕方ないかもしれません。
でも、どうか忘れないでほしいのです。
多くの保育士たちは、子どもたちの未来を信じて、誇りを持って保育に向き合っているということを。
今、必要なのは「疑う目」ではなく「支えるまなざし」
保育士を疑うのではなく、支える。
保育の質を高めるために、現場の声に耳を傾ける。
保育士と保護者が、信頼でつながる社会をつくる。
そのために、私たち一人ひとりができることがあります。
それは、「保育士の誇りに敬意を払うこと」。
そして、「子どもが泣くことやケガをすることは、成長の一部である」と理解すること。
保育士は、疑われるために働いているんじゃない。
子どもたちの命と心を守るために、今日も現場に立っているのです。
保育士たちが笑顔で、生き生きと働けること
それこそが、子どもたちの健やかな育ちに欠かせない土台です。
私にできることは、防災という切り口から、保育士たちに寄り添い、安心と誇りを取り戻すお手伝いをすること。
子どもたちの未来のために、
保育士たちがもう一度、笑顔で保育に向き合える社会を目指して。
世間の目になんて負けるな!#がんばれ、保育士!
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