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安全計画策定が、監査指摘事項に…実は防災関係の指摘はとても多い!

令和5年度より、保育施設で安全計画の策定が義務化されました。
それにより、昨年から監査を受けた施設の指摘事項で「安全計画」に関する項目が見られるようになりました。

昨年多かったのは、「安全計画の策定がされていない」という指摘でしたが、今年に入ってからは「安全計画に基づき研修等が実施されていない」という内容だったり、「保護者への周知がされていない」という中身の部分が指摘されるようになりました。

もちろん、『監査のため』に安全計画を策定するわけではありません。

でも、安全計画が義務化されるということは、「それが絶対に必要だから」なのです。

避難訓練も同じことで、毎月やらなければならない理由は、「訓練を行うことが災害から子どもたちを守るために必要不可欠だから」なのです。
私は消防士時代「訓練で出来なかったことは本番ではできない」と教わりました。
日々の保育で忙しい中で、毎月訓練を行うことは本当に大変だと思います。
それでも、もしも災害が起こったら、保育者は子どもたちを守る義務があるのです。
子どもたちを守るためには「知識と技術」があって当たり前。
訓練は、その「技術」を磨くために大切なものです。

今一度、なぜ安全計画や避難訓練が義務化されているのかを考え、「監査のための」ではなく、子どもたちを守るために全力で取り組んでほしいと思います。

防災に関する研修には、「施設機能強化推進費」(補助金)を活用することも可能です。

応急手当の専門知識や防災について学ぶ機会をぜひ先生方に提供してください。
そして、自信を持って子どもたちを守れる保育園(幼稚園)にしてください。

園内の防災研修のご相談はいつでも受け付けています。
お気軽にご相談ください♪

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