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学生保育防災スペシャリスト誕生!!

1月19日に、神戸教育短期大学の学生さんたちへ保育防災スペシャリスト講座を実施しました。

まだ実習経験もないという学生さんもいましたが、
6時間(+オンデマンド1時間)の講座をみんな最後まで受講、
認定証を渡すことができました。

私自身、学生さんに伝えるのは初めてのことだったので、
伝わり方など工夫をしたり、試行錯誤ではありましたが、
一番伝えたいと思っていた学生さんたちに話ができたことが何よりも嬉しく、気合も入りました。

これから保育士として働く際、防災を学ぶということは、
『ひとつの大きな武器を持っていること』になると思っています。

なぜなら、保育士の養成校などでは、防災を学ぶ機会がほとんどないからです。

今回受講した学生さんたちは、正しい防災の知識を持っていることを
ぜひ就職先の園にアピールしてほしいと思います。

防災は保育の経験年数なんて関係なく、いざというときいかに臨機応変に行動できるかが大事。

本来であれば、保育士を目指すすべての学生さんたちが防災について学んでから
就職するべきと常に思っています。

私自身、保育士養成校3年通って保育士となってすぐ、いち保育士とカウントされてしまう中、
もしも災害が起こったら正しい行動がとれるのだろうかと不安でした。

この先、保育士になる人たち(保育士だけでなく、子どもたちや高齢者など人を守る職業の人全て)が防災を学ぶことを必須にしてほしい。
そして園側も今まで同じ避難訓練しかやっていなかったことを、若い先生たちから学びアップデートしてほしい。
それが私の理想でもあります。

保育士自身が安心して保育ができる世の中になれるよう、
これからも自分のやれることを精一杯やっていこうと思います。

学生さんたちとの学び、本当に楽しかった!!

【おまけ】

いつもはオンライン開催のスペシャリスト講座ですが、今回はリアル開催ということで、
初めて非常食の試食もみんなで体験!
実際に食べながら、「これは水がないと無理~」「小さい子には味濃いよね」と
それぞれが災害時のことを考えながら感想を言い合っていた姿を見て、
これからが楽しみだなぁと思いました。

非常食の試食は、実はとても大切なこと。
子どもたちにとってどのようなものが良いのか…
災害時に水分を欲するものが望ましいのか…
毎日同じもので飽きないか…
実際に食べてみないとわからないこともたくさんあります。
皆さんもぜひ災害時や子どもたちが食べることを想像しながら、
非常食の試食をやってみてください。

さまざまな非常食を試食。
この中での一番人気は『鯛めし』でした!
おこげせんべいは、パウダーを入れ忘れ…
「でも入れないほうが子どもたちには薄味でちょうどいいね!」という気づきも得られました♪

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