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園内研修『保育者それぞれが考える防災』

5月の土曜日、都内の認可保育園で園内研修を実施しました。

保育園の防災の基本や避難訓練のアップデートについて、ワークを交えての2時間の研修。

保育士だけでなく、調理担当の方や、非常勤の先生もいらっしゃり、
ワークの中で園の防災について真剣に話し合ったり、時には笑いも混じったり…

とても充実した研修になったと思います。
時には笑いも大事!
それは、子どもたちを守るのに一番必要なことは、
『チームワーク』だからです。

いざという時、先生たちが助け合って、子どもたちを守る。
それが理想の姿ではないかな、と思っています。

そして、先生方一人一人が自分事として考えると、大きな変化も生まれます。
それは「防災は決して難しくない」ということ。
「防災について学びたいけど、何から始めればよいのかわからない…」とか、
「ちゃんとした知識が必要?」
といった疑問や不安の声が聞かれます。
でも、防災って、ほんの小さなことでもできるのですよね。

たとえば、
子どもたちがお昼寝をしている横で、
「今地震が起きたら、この棚の上のものが子どもの頭上に落ちてくるかも…すぐに片付けよう!」
とか。

そのきっかけを作れればと、私は園の先生方にできるだけ具体的にお話しするようにしています。

研修後に、「さっそく散歩リュックに小銭入れておきます!」
という声などを聴くと、本当に嬉しく思います。

自分たちで考え実践することが、災害時子どもたちを守る自信につながると思うからです。

この先も、先生たちが自ら考え災害に立ち向かう力が育っていくのが楽しみです。

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