『南海トラフ地震』の発生が高まっているということで、多くの方が防災を見直し始めています。
保育園でも、今まで以上に防災対策をしっかりして、子どもたちを守らなければと様々な対策を講じています。
保育中に地震が発生した場合、一番必要になることは
『保護者との連絡手段』です。
あらかじめ連絡方法を決めていても、保護者が忘れてしまっているということもあります。
まずは、保護者へ安否確認の方法を伝え、訓練なども行っておくと安心です。
その他にも、発災後の避難方法についても見直すことが大切です。
能登半島地震で被災した保育園は、園庭が地割れして、もし保育中だったとしても
園庭には避難できなかっただろうと話していました。
絶対に安全な場所がどこか、というのはわかりません。
しかし、あらゆる想定をして、できる限り安全な場所を複数確保しておくこと。
災害に応じてどこへ避難するかを保育者たちが自己判断できるよう訓練しておくこと。
様々な対策を行っておくことで「安心」を得ることができます。
災害が起こる前ならいくらでも準備はできます。
今こそできる備えを考えて、行動に移してほしいと思います。
保育の寺子屋では、保育士を対象とした保育防災ハンドブックと、
保護者を対象とした保育防災ハンドブックを制作・販売しています。
このハンドブックを持つことで、いざという時に役に立ってくれたらと願っています。
※現在10冊以上のご購入で送料無料
ぜひ、園の先生方や保護者の方に配っていただき、
皆さんで防災意識を高めてもらえたらと思います。
↑保護者のための保育防災ハンドブックの内容
※保育防災ハンドブックには、災害時の初動だけでなく、連絡方法等は自園のルールを書き込むことができます。
職員会議で読み合わせをしながら、補足事項を足したり、保護者会でハンドブックを配って保護者の方に記入してもらうというのもおすすめです。
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