随時更新!保育防災ブログはこちら

保育中の地震、『発災後』を考えていますか?

先日、NHKからの取材を受け、地震発生後に備えて親が事前にできることについてお話しさせていただきました。

(NHKの記事はこちら↓
https://www.nhk.jp/p/ohayou/ts/QLP4RZ8ZY3/blog/bl/pzvl7wDPqn/bp/pAm2QLkJL5/

保育園も保護者も、発災後の備えがじゅうぶんにできているでしょうか?
「保護者が園に気を使い、災害時の対応についてなどを聞けない」という話もよく耳にします。

確かに、日々保育士たちが忙しくしているのを見ていると、
大勢の子どもたちを保育してくれていることに感謝して、あまりクレーマーと言われてしまうようなことは避けようと思うかもしれません。

でも、大切なわが子を預けているのだから、災害時も守ってもらいたいという想いから
園に防災のことを聞くのは決して間違えではありません。

防災対策があまりできていないよう…と不安を感じるなら、
なおさら園に要望を伝えてほしいと思います。

忙しい日々の中で防災について考えることは本当に大変です。

でも、その中でも真剣に向き合っている園もたくさんありますし、
保育士個人が防災士の資格や保育防災スペシャリストになったりと意識の高い人も
たくさんいます。

私は、不安はあるけど利便性の良い保育園よりも、少し不便な場所でも安心できる保育園に子どもを預けたいと思います。

そのためには、保護者と保育者側との信頼関係が最も大事。
日頃から園の想いを保護者に伝えることも大切です。
それと同時に、保護者にも協力してもらうという考え方も持ってもらいたいと思います。

園にとって、保護者はお客様ではありません。
園と保護者は、子どもを守り育てるパートナーだと思っています。

時には、保護者に協力を求める。
保護者が大変な時には園も理解をし、柔軟に対応する。
そんな関係性ができたら、子どもにとってより幸せな生活が送れるはずです。

「こどもまんなか社会」というのはそういうことでもあるのではないでしょうか。

保護者のための保育防災教室なども行っていますので、
園での開催などお気軽にご相談ください。

保育防災コンサルタント® 藤實智子

お問い合わせ

コメント