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令和5年度から保育所等に努力義務化された『BCP』って?

BCPという言葉、ご存知でしょうか?

BCPは、業務(事業)継続計画の略です。
なぜBCPが必要なのか、
それは災害発生後でも事業を継続させるためには予め計画を立てておくことが不可欠だからです。

9月のオンライン保育防災サロンでは、
「災害後の保育園について」を皆さんと話しました。

BCPについては、園によってその理解度が大きく異なり、すでに作成している園や
まだ全く作成していない園など様々でした。
ただ、作成している園でも、それが実践として役立つのか不安…という声もありました。

「BCP事業継続計画」と聞くと、とても難しく感じてしまいますよね。
それを新たに作成する、というのは日々の保育で手一杯の中でどうしたらいいの?
と悩むのも当然だと思います。

でも、少し発想を変えてみてください。

もしも多きな災害が起きた時、保育園は預かっている子どもがいる限り、閉めることはないですよね。
災害後も保護者から預かってほしいと言われることも想定される。

災害時に想定されることに対する対応方法を決めておけば安心、ということです。

BCPをすべて完璧に作るのは今すぐには無理でしょうが、
今すぐにでもできることがあれば後回しにせず、実行してほしいと思います。

現在、児童福祉施設のBCP策定は努力義務という形ですが、
介護施設ではすでに義務化されています。

災害は明日やってくるかもしれない。

大切な子どもたちを守るためにも職員間で防災意識を高めていってほしいと思います。

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