以前オンライン研修を受講してくださった園さんにお声掛けいただき、
園内研修を実施いたしました。
18時半からの90分、先生方も疲れている時間ですが、
皆さんとても真剣に学んでいました。
今回の園内研修のテーマは、『保育防災の基本と実践』。
突然やってくる災害から子どもたちを守るため、
まず保育士たちが身に付けておいてほしいことをお伝えしました。
研修の途中で、グループワークも実施。
「もしも〇〇の時間に地震が発生したら…」
という設定で、リスクや対応策について話し合ってもらいました。
このグループワークを行った時、とても驚いたことがありました。
それは、「〇〇の時間」と言う形で自由に〇〇を決めてもらったのですが、
7組のグループが見事に二つに分かれたことです。
ひとつは、「給食の時間」でもうひとつは「午睡の時間」。
なるほど、どちらも訓練ではなかなかできない時間帯。
でも、一番この時間帯というのが不安なんだということがよくわかりました。
グループワークでは、様々な想定が出てきて、
それに対する対応策もたくさん出されていました。
何が正解かは災害が発生してからわかること。
だからこそ様々な想定をして、その時の災害に合わせて臨機応変に対応をする力を養う。
これが最も必要な備えだと、思っています。
園内研修は、普段一緒に保育をしている仲間と共に学ぶことができ、
共通理解を深めることができるのが一番のメリットです。
「あの時の研修で言ってたあれ、やってみようか?」など、
お互いに共有し合うことができ保育でも取り入れやすくなります。
そして、園長先生も聞いてくださっているので、より園の防災対策に対して改善をしやすい
というのもメリットだと思っています。
この研修が、先生方の防災意識を高めるきっかけとなっていることを願っています。
※研修のご相談等はお問い合わせフォームよりお願いいたします
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