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子どもたちを守るため…園内研修で学ぶこと

ここ最近、本当に地震が多いですよね。
日本は災害大国。
地震だけでなく、大雨台風などの災害も毎年のように来ています。

そんな中で、小さな子どもたちを預かる保育園は、日々不安の中過ごしていることと思います。
正直、私自身も園長をしていた時は、緊張の毎日でした。
「もしも今、地震が起きたら…」そんなことを日に何度も考え、
備えを完璧にしなければと思っていました。

でも、完璧な備えなんて存在しないのですよね。
災害は常に想定外が発生してしまうから…

それでも、保育園は一人で子どもを見ているわけではなく、
多くの仲間が一緒にいます。
災害が起きた時、職員が一致団結して子どもたちを守ろうと戦えば、
きっと助けることができるはずです。
そのきっかけ作りとして、園内研修を今やらせていただいています。

小規模園や認定こども園など、様々な保育園から研修の依頼をいただきますが、
研修中には必ずグループワークを取り入れ、職員同士で考える時間を作っています。

その理由は、普段保育で忙しく、防災のことについて話す機会がほとんど無いからでもありますが、
もうひとつ、真の理由があります。

それは、災害時にはみんなで知恵を出し合うことが一番大切だからです。

その訓練として、お互いに考えていることを伝え合い、自分たちで答えを導き出す機会を作っているのです。

子どもを守るのは保育士だけではありません。
園長先生も、新人保育士も、栄養士も、事務員も、正社員も、非常勤も…
みんなで一緒に子どもたちを守るために何ができるかを考える。

園内研修を行うと、私はどの先生が保育士なのか、非常勤なのかなどは全くわかりません。
でも、どの職員もみなさん一生懸命に話を聞いている姿を見て、きっと災害時にはみんなで団結して子どもを守るために頑張るのだろうと感じます。

できれば、すべての保育園に出向いて研修をやりたい!
と思っていますが、今のところ身体が一つしかないのでそれは何年もかかる話かと思いますが、
出来る限り多くの園をサポートしたいと思っています。

園内研修を行うメリットは本当にたくさんあります。
どんなに遠くても伺いますので、ぜひご相談ください。
(※施設機能強化推進費の活用も可能です)

※研修のご相談等はお問い合わせフォームよりお願いいたします
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