今年の夏は、九州や東北地方で大雨による被害が発生しています。
夏はまだこれからが本番。
台風による被害も発生するかもしれません。
大地震も起こらないとは限りません。
もしも、真夏に大地震が発生したら、それがもし保育時間中だったら…
保護者の迎えが来るまで、こどもたちが熱中症にならないようにどう対処するでしょうか?
7月15日の保育防災サロンでは、「夏の防災対策」についてを皆さんと話し合いました。
園での対応を聞くと、保冷剤(+保冷バッグ)を用意しているところなどもありましたが、
あまり準備をすることができていない、という園も多かったです。
真夏に電気が使えなかったら…というのは、訓練もできないし、
なかなか想像できるものではないですよね。
今は平常時でも熱中症で多くの方が救急搬送されたり、亡くなられる方もいます。
もしも今、大地震が発生して、停電してしまったら…
最も必要な物は何でしょうか?
それは、「水」です。
飲み水はもちろんですが、飲み水以外にも、暑さから耐えるために水は必要不可欠です。
タオルを濡らして身体を拭いたり、バケツに水を溜めて手や足を冷やすなど、
身体を濡らすことで、水分が蒸発する気化熱で体温が下がり熱中症予防になります。
災害時に必要な飲料水は、一人1日3ℓと言われています。
最低3日分、9リットルの飲料水と10リットル以上の生活用水を備蓄しておくと安心です。
冷凍庫にスペースがあればペットボトルに水を入れて凍らせておくと、
数時間は凍っているので、冷たい水を1日くらい飲むことができます。
(保存の方法によって解凍時間は変わります)
クーラーボックスなどをうまく利用できると良いですね。
他にも夏のアウトドアグッズは災害時の備蓄品としても役立つものがたくさんあります。
☆テント、タープ・・・外での避難時に日よけとして
☆ポータブルシャワー・・・入浴ができない時に
☆蚊帳・・・室内が暑く屋外で寝る場合などに
もしもの時のために、今できることを考え、備える。
それだけでも大きな防災対策になるはずです。
次回のオンライン保育防災サロンは、8月19日(土)20時から。
参加費は無料。どなたでもご参加いただけます!
防災の日を前に、避難訓練について改めて皆さんと考えたいと思います。
保育の寺子屋
https://hoikubousai.com/
コメント